サクラスキマー自作サポートコーナー

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こちらでは、当方が過去(2008年〜2010年4月)作製・販売しておりました製品サクラスキマーの作成方法を公開しております。
パーツをお持ちで自作されたい方、他のベンチュリースキマーの改造の手助けにでもなりましたら幸いです。

本プロテインスキマー(以下スキマー)は、台湾で製造・日本に輸入されているベンチュリースキマー「クイーンターボスキマー」をベースに、簡易なディスパーセレイター方式(ポ
ンプのインペラでエアーを撹拌する方式)に改造し、省電力化と高効率化を図ったものです。(ポンプはRIO+800を使用致します。)
当スキマーの改造・作製には友好店
モリシーアクアプランニング様の多大なご協力を頂きました。

 ただし、ご参考にされること及びご使用に関しては一切自己責任とさせていただき、当方は責任を一切追いかねますのでますので、くれぐれも予めご了承をお願いいたします。
 また、本掲載は作成方法を尋ねられる方の質問に対するご返事の代わりとさせていただいておりますため、作製に関する直接のご質問はご遠慮いただけますよう、何卒ご
 理解の程お願いいたします。

<おもな材料となる製品>

@〜FIJクイーンターボスキマー本体(TS-2000)
KL(P)RIOパワーヘッド800・付属品
Lエアチューブ継ぎ手
Gエーハイムストレーナースポンジ
Hフィルター接続Tパイプ      
Mエアチューブ1m                         
Nエアーコック                          
※O内径13mmの繋がるホース
(サクラスキマーのページ、設置方法2の時のみ
使用します。)   
                   

 

<作製手順>

・本体(クイーンターボスキマー以下QT)の改造

@もともとあるベンチュリー部を、継ぎ目のスジの部分で切り落とします。切断にはパイプカッターが便利ですが、ノコギリなどでも可能だと思います。

A切り落とした部分の内部に残っているベンチュリーの部分を、木工用のドリル刃の18mmのキリで貫通させます。
  注意して行わないと、内部を損傷させますのでご注意ください。

  

B上記であけた穴に、13mmの塩ビパイプを約2.5cmに切ったものを埋め込みますが、その前にチェックしておくことがあります。
 この塩ビパイプが、RIOパワーヘッドと繋がる場所になり、パワーヘッド側の接続には、パワーヘッド付属の下の継ぎ手パーツを使用しますが、この
13mm塩ビパイプと継ぎ手パーツがうまくかみ合うか事前にチェックします。塩ビパイプが個体によって微妙に内径が違い、うまく繋がらないものが
あります。だいたいきつすぎることが多く、塩ビパイプの方はできるだけ肉薄のものを選んだ方が良いようです。 


取り外しできる程度のきつさではまったら大丈夫です。

Cチェックが無事済みましたら、塩ビパイプを本体に接着します。写真はすでに接着し終わったものですが接着には塩ビパイプ接着剤を使用します。本
体と13mmパイプが丁度はまるようになっているはずです。パイプの位置は、写真のように、外から見ると本体と同じ”面一”になるようにしておくと良い
でしょう。

D本体に直接行う加工は以上です。

・パワーヘッドへの改造

@次は、RIOパワーヘッド800をディスパーセレイター式にできるように、ストレーナーカバーに加工を行います。下の写真のように、ストレーナーカバーの左
右の中央、後ろから14mmの位置(中心)に4.8mmの穴をドリルであけます。この穴あけ位置はかなりシビアですのでご注意ください。
(作業手順を先に最後まで読んで頂いて、この穴をどのように使用するのか先に知っていただいた方がいいと思います。) 

Aあけた穴に、コトブキのエアーチューブ用継ぎ手を差し込みます。これは水中で取れやすい場合があるため
 接着した方が好ましいですが、もししっかり止まっているようならそのままでも良いと思います。

B Aで取り付けた継ぎ手部分は、パワーヘッド本体の吸入口にはまるようになります。これをはめて、加工
 は終わりです。パワーヘッド本体のインペラカバーの回転位置を、写真の位置にしておく必要があります。

Cエアーチューブ継ぎ手に、エアーチューブ、エアーコックを接続して完了です。

(D)もし、エアーチューブ継ぎ手の固定位置が悪く、うまくパワーヘッドのカバーがはまらない場合、継ぎ手
の内側の先をきり飛ばしても充分エアーを巻き込んで機能すると思います。)

・スポンジフィルターの作製

@最後に、QT本体につけるスポンジフィルター部を作製します。

  これは簡単で、20パイの塩ビパイプのチーズを、片方の分岐を塩ビカッターなどで切り落し、残っている片
 方にエーハイムストレーナースポンジなどをセットすれば出来上がりです。下の写真を参考にしてください。

 

・全体のくみ上げ

 ここまでで作った各部品・残っている各パーツを、下の写真を参考に組み立てて完成です。^^

以上、本当に簡単ではありますが作製方法とさせていただきます。

その他

その他

●本体固定法について

 ・本スキマーは、水槽や濾過層などの内部設置専用です。外掛け式としては使用できません。
 ・本体の固定方法は、固定場所にあわせて、以下の2通りを選ぶことができます。
 (一番右は、固定部分の各寸法です。ご使用予定の場所で使用できるかご購入前に必ずご確認願います。)

    

・設置場所の水深にあわせて、以下のように設置方法を変更します。
※特に設置方法2の場合などポンプを設置する水深による水圧でエアーの混入量が幾分減ります
ので予めご了承願います。 ポンプを設置できます水深は、水面より30cm程度が限界です。 

●本体サイズの詳細はこちらです。

●対応水量

・通常の水槽:約300L程度まで
・ベルリン式のメインスキマーとして:約100L程度まで

●本スキマーの欠点

・低めの作動音がややします。目安としては、小型の(特に静音でない)エアーポンプ程度の音です。
・排水に微細な気泡が出ます。スポンジフィルターを使用して緩和しておりますが、これが始終多量にサンゴや 生体に当たるとよくありませんので、
 出来るだけ水流の無い場所に排水するようにセット願います。

●本品改善のお詫び

製品改良のため、予告なく処々改善する場合がございます。何卒、ご容赦いただけますと幸いです。

●主なメンテナンス

・数日に1回、汚水容器の水を捨てて洗浄。
・半年〜1年に1回程度、RIO800のインペラの交換。
・数年に一度 RIO800の交換(作動しなくなったり、漏電が見られる場合、インペラを交換しても異常音がする場合など)

●オゾナイザーとの併用について

 オゾナイザーを併用いたしますと、各パーツ(特に、スポンジウレタン、エアーチューブ、インペラなど)が早期に劣化をすることが予想され、また汚れ
がほとんど取れなくなるという現象も確認しておりますため、使用は避けてくださいますよう、お願いいたします。
 オゾナイザーとの併用は、保障・サポート外となりますので、予めご了承お願いいたします。
(約
半年の使用でパワーヘッド・インペラの劣化状態に特に問題は無いことを確認しました。)

●使用状態など

追加加工・およびご注意 (2010/5/22追記)

 汚水カップのOF加工

 先日、当方が公式販売を終了させて頂いた理由の一つでもありましたが、なんらかの理由で汚水カップに急激に水が溜まり、水が溢れてしまったとき、
通常は水槽内に水が落ちますが、特に下記の固定具の設置方法のうち”B”で固定している場合、一部の水が固定具をつたって水槽の外へこぼれてし
まう可能性があります。
 そのような危険性を考慮し、本加工は、溢れた水を確実に水槽内へ水を落とすためのものです。
 無論、汚水が水槽へ戻ることは生き物にとっては好ましいことではありませんが、あくまで防災のためです。
 右下の写真が加工済みの写真です。
カップに13mmのエルボが辛うじて通る穴をあけ、塩ビ溶接で固定しています。ポンプの水が100%上にあがってきても排水できるよう、エアーチュー
ブなどでは排水が追い付かない可能性を想定してこのパイプを使用しています。
 塩ビ溶接自体にある程度の技術が必要であることと、本品が薄いプラスチックであるため、加工はやや難しいです。

  

また、本加工は、過去にサクラスキマーを購入していただいたお客様に、安全性向上のため、当方への送料のみご負担いただいて無料で対応させてい
ただきます。すでにお便り、またはメールをお届けしておりますのでご検討をお願いできますと幸いです。もしお届けできていない場合はお知らせ下さい。

なお、以後サクラスキマーのパーツをお買い上げの際、本加工をご希望の方には、¥1000の加工賃を頂きます。ご希望がありましたらお知らせ下さい。

・水が溢れるときの原因のひとつに、ポンプの吸気不全と、スポンジフィルターの目詰まりがあります。

特に糸状の藻類がスポンジにかかってしまうとすぐに目詰まりを起こしてしまうため、何卒ご注意の程、よろしくお願いいたします。

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