活性底面BOX(還元ろ過BOX・カルシウムリアクターBOX)の詳細ページ

(このページは2009年8月28日に開設いたしました活性底面BOX専用の詳細ページです。本ページをよくお読み頂いた上で、ご検討をお願いいたします。)

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★通常タイプ (左)販売時のパッケージ状態(中)商品本体(右)背面・見分け方

  
★小型水槽用(20L以上) miniタイプ

●索引●

●最新のお知らせ 

 ・miniサイズ販売開始のお知らせ 2017/4/3-5/20

 ・通常サイズタイプの商品改善のお知らせ製品改善4月27日、掲載日6月15日

●本品について

●技術 公開公知について

●模造品・転売品にご注意願います

●本品の危険性と使用上のご注意 

●本品との併用で不具合が起きる製品(プロテインスキマー等)・システム

●本品使用による、生体死亡の報告

●ご使用方法(養生・設置方法のポイントなど)

●効果が出にくい場合の対処

●メンテナンス・部品交換(追記補充作業の写真追加(2014/1/1)

●製品の仕様(サイズ等)

●保障・ご返品について(2009年8月 追加)

●他・よくある質問
 2016年7月8日
 硫化水素の発生と硝酸塩濃度について

●効果・安全性確認試験等

 ・還元ろ過BOX miniの硝酸塩減少、新デニトロゲンおよび
 新デニトロゲン改良版の比較実験(2017/6/26)
 

 ・カルシウムリアクターBOXmini(2017/4/2)

 還元ろ過BOX(2014/2/25)

●使用例

活性底面BOXの原理の本となった活性底面法の概要

 

●最新のお知らせ 

★miniタイプ発売開始のお知らせ 2017/4/3および、5/20 

4/3、カルシウムリアクターBOXminiを販売開始させていただき、遅れて5/20、やっと還元ろ過BOXminiタイプの販売を開始させて頂きしました。
製品試験の遅れで販売が大変遅れてしまい、深くお詫び申し上げます。
飼育水量20〜50L未満の小型水槽用です。また、カートショップの
販売ページや当詳細の改定がまだ完成しておらず、お見苦しい点が多く、重ねてお詫び申し上げます。
今後、実験データ、飼育試験等の掲載を含め、掲載予定です。

★(通常サイズタイプの)製品改善2014年4月27日、掲載日6月15日

 掲載が大変遅れ、深く、お詫び申し上げます。これまで本体と上部白いワクをビニール紐で縛っていた状態から、ケーブルタイを用いた方法に変更いたしました。
新しく、本体の側面上部あけました小さな穴にケーブルタイを通して、上部の白いワクを固定しています。
 メディア補充の際は、上部のスポンジだけをつまみ出すことではずすことができます。もしどうしても作業がしにくい場合はケーブルタイも切って白いワクもはずしてください。
(この場合、ケーブルタイは交換が必要になります。)なお、還元ろ過BOXには青いケーブルタイ、カルシウムリアクターBOXは赤いケーブルタイを使うことにしました。 
なお、下の赤い矢印部分が改善部分です。

●本品について

本品 活性底面BOX(還元ろ過BOX 及び カルシウムリアクターBOXの総称)は淡水・海水使用可能な還元濾過(硝酸塩除去)濾過器および海水専用のカルシウムリアクタ
ーです。
 海水魚の飼育におきまして、基本的に水変えが不要な飼育、また常に低濃度の硝酸塩を実現したいと、当店が開店以前の2000年〜2002年に研究・開発したろ過・飼育方
式「
活性底面法」を原型とし、この飼育方式を箱型の濾過器の形状にして水槽内に設置することで手軽に使用できるようにしたものです。(原理は以下の通りです。)
 活性底面BOXは現在2種あり、硝酸塩の除去専用のものが還元ろ過BOX、還元濾過の際に副産物として発生する二酸化炭素がさらにBOX内部のpHをさらに下げる原理を
利用して内部に封入したサンゴ砂・アラゴナイト砂を溶解し、
カルシウムイオン・炭酸水素イオン・マグネシウムイオンその他などを溶出することを利用したものがカルシウムリア
クターBOXです。

 本品は還元ろ過器の構造・特性上、亜硝酸や硫化水素の発生を招くものであり、扱いには厳重な注意とある程度の工夫が必要になります。以下の内容をすべ
てご熟読の上、本品に対するご理解・ご了承がいただける場合のみご検討をお願い致します。

(活性底面BOXの原理)

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●技術 公開公知・先行技術について

 還元ろ過BOX、カルシウムリアクターBOX(総称 活性底面BOX)は、2003年6月の発売日以降にすでに5000個以上を出荷し、当方発行の機関紙ブルーライトニング
全1〜6号にも掲載を行っております。さらに構造・作成方法の公開によって数多くの方がすでに作製・自作されています。そのため、特に海水魚(または観賞魚全般)の世界に
おいては一般に広く認知された商品・技術で、公開・公知の先行技術であり、特許化・実用新案化はできません。
 これにより、すでに万人の方に自由に作製・使用・販売して頂いて問題はございませんが、商用販売などの際はご一報いただけますと幸いです。

 なお万一のトラブルの回避、後願排除のため2009年10月21日付けで社団法人発明協会様へ先行技術としての証明のための公開技報WEBサービスへ申請・登録を行い
、ならびに右記のページを同協会様へ登録致しました。
 登録を行った公開ページ
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●模造品・転売品にご注意願います

以前よりヤフーオークションなどにおいて還元ろ過BOXを定価の数倍での転売・また模造品を販売しているものがしばしば発生しており、多くの被害届けと対策を求める声が当
方に多数届いております。何卒ご注意を頂きますとともに、良心とモラルに基づいた技術利用を切に願うものです。

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●本品の危険性と使用上のご注意

 ●本品が使用可能なシステム

・総水量50L以上のシステムでご使用をお願いします。(それ以下の水量でのご使用は安全のため、避けてください。)
 
→これに対するご質問が非常に多いため、詳しくお伝えします。
 仮に50L未満のシステムで使用しましても、効果は当然発生致します。ただ、硫化水素、亜硝酸のリスクを考慮すると50L未満の水量では安全のため目安として避けて頂き
 たいという次第です。これは、これまで当方が50L水槽で多用して参りました例が多く、安全性が確認されているため、現在のめやすの線引きとして50Lとしている次第です。
 他の種々の使用例の結果、当方の10L水槽の使用で問題がなかった例もございますが、約30L程度の水槽で実験使用された方で、生体が死亡したという報告を頂いた例も
 ございます。(ただし、還元ろ過BOXの影響か否かは不明です。)自己の責任においてご使用になる場合はこのような可能性を十分にご考慮願います。

・本品をすでに生体を飼育している水槽で使用する場合、上部フィルター、底面フィルター、密閉式、オーバーフロー式ろ過層など、しっかりと安定した物理的、好気的生物ろ過、
 およびそれによるエアーレーションなどがある環境で、水槽立ち上げ後2ヶ月以上過経過した状態での使用をお願い致します。
・水槽の立ち上げ初期からの使用する場合は生体が全くいない状態でのみお願い致します。亜硝酸が無くなった状態を見計らって、生体を収容願います。

 ●硫化水素へのご注意・対策

 1.人体に対する危険性とご注意

 本品は使用中において内部が嫌気的なり、硫化水素が発生する場合があります。そのため、本品は使用中のものを水槽から取り上げますと、硫化水素の悪臭(ドブ臭い
 におい)が致します。そのためメンテナンスなどの作業の際は、室内を充分に換気し、付近に老人・ご病気の方・子供等体のお弱い方を近づけず、作業は風通しの良い
屋外で行ってくださいますよう、くれぐれもお願い申上げます。通常、この硫化水素は水(酸素)が通わないために発生をするものであり、必然的に水中に多量に出てくるこ
とはありません。
  以下に、硫化水素の濃度と人体に対する危険性をお知らせさせて頂きます。(本品の発生させる可能性のある濃度)
 なお、本品1個を水中から取り出しての発生する恐れのある濃度(室内)は、不快臭をやや感じる1〜3ppm程度と思われます。

(硫化水素の濃度と危険性)

濃度(ppm 症状・作用
1,000〜2,000 数回の呼吸で即死
600 1時間で致命的中毒
200300 1時間で急性中毒
100200 臭覚麻痺
20〜100 角膜障害、気道刺激、結膜炎
10 許容濃度 労働安全衛生法規制値
1〜5 不快臭を感じる (本品が発生させる可能性のある濃度)
約0.01〜0.03 臭いの感知の下限界

 2.飼育生物に対する危険性とご注意

  通常は、本品の内側に発生して外部に出てくる量は少ないため悪影響は及ぼしません。また、発生量自体が少ないため、仮に水槽内に溶出しても、好気ろ過システム・
 エアーレーションがある水槽では問題は発生しないのが普通です。硫化水素が発生し、臭いがしてきた場合、設置個所へのエアーレーションを増やす、またやや水流のあ
 るところに設置を変更するなどの対策をとりますと緩和されます。 
 
また当社の実験におきまして、50Lの飼育水槽で使用していた還元ろ過BOX1個を取り出し、内部の硫化水素を含んだ水をあえて水槽内にすべて投与してみたところ、サン
 ゴ・魚とも異常・死亡は全く見られませんでした。
  ※水槽内における硫化水素は確かに注意すべき点ですが、実際にはライブロックの内部やパウダーサンドを数cm以上を敷いた底砂にはすでに大量の硫化水素が発生し
 ておりそのような状態で飼育がされているのが現状です。

 ●亜硝酸の発生・および水道水中の硝酸塩のご注意・対策

  本品は、脱窒素細菌の作用を利用した還元ろ過器であるため、硝酸塩を一旦、有害な亜硝酸に還元し、それがさらに窒素ガスとなって空気中に放出されます。
 還元ろ過器を設置直後にもっとも注意が必要な事は設置後2日間程度の亜硝酸の値で、十分にご注意いただき、よくご観察・測定をお願いします。
 もし上昇してきた場合は、本品を直ちに取り出してください。 一旦安定し、水槽内のろ過のバランスが取れた状態から急激に亜硝酸などが発生するということはこれまで例
 がございません。 また、ご使用前に飼育水中に硝酸塩が多いと一時に発生する有害な亜硝酸も多くなるため、予め水替えを行い硝酸塩30ppm程度以下に落としておい
 てください。

  ただし、地域によりまして水道水の硝酸塩濃度が30〜100ppm程度もある地域があり、この場合は水換えで減らす事が不可能です。この場合は、本品を使用しながら、
 亜硝酸が発生していないかをテスターで1日に1回程度測定し、安全に硝酸塩が低下していくことを確認し、もし亜硝酸が発生しているならすぐに本品を取り出すようにして下
 さい。
 
  ろ過器内に十分に細菌が繁殖し、細菌粘膜が出来ればこのようなことは極端に減り、通常の好気ろ過を行うフィルターがある状態ではほぼ問題がなくなります。
 そのためにもご使用前には当ページおよび解説書に記載しております「細菌の養生」の手順を必ず行っていただきますようお願いいたします。

 ●pH低下へのご注意・対策

  本品内部は、使用中に還元ろ過細菌の温床になるため必然的に酸性になります。そのため、飼育水のpHが下がり気味になる場合があります。この場合はKH上昇材を
 使用してpH7.8〜8.4を維持してください。また、水槽の酸欠を防ぐため、水槽内には十分なエアーレーションがかかった状態でご使用ください。(淡水水槽の水草や、海水水
 槽のサンゴ・海草などが繁茂している水槽の各日中など、生物によって酸素が十分に供給される場合はこの限りではありません)

 ●使用開始直後の水の濁り・対策

  本品設置後に、還元ろ過細菌の流出で水が白く濁ることがあります。通常はごく薄っすらとしたにごりで生体に異常はありませんが、ミドリイシや敏感な生体を飼育されて
 いるときはご注意ください。この濁りは、設置後数日後〜2週間程度つづく場合が多く、日によって濁り方が違う場合もあります。
  
濁りが1〜2日で取れない場合は本品を取り出し、別容器に飼育海水を入れBOXを漬け込み、3日間程度置くことで再養生を行い、その後再設置願います。 
 ただし、どうしても濁りが発生する場合、無理に設置をされないようにお願い致します。   

 ●一時的な物理ろ材の目詰まり

  特にセット後数日以後、本品から出てくる還元ろ過細菌のコロニーなどがろ過器にひっかかり、またその部分に細菌が繁殖して粘膜を形成することでし、一時的にウール
 マット、物理ろ過層等に目詰まりのように水がやや流れにくくなる現象を起こす事が稀にあります。
これは数週間と伴に本品が安定し、細菌の出が減ることでもとに戻りま
 す。
 対策:構造的にフローした水が生物ろ過層などで流れる状態で支障がなければそのまま放置していただければ2週間程度で収まってまいりますが、取り急ぎ、目詰まりを
 改善するためには、お手数をおかけいたしますが本品をバケツなどでエアーレーションを行い、水槽内の状態に近い状態で安定させてから設置願います。

 ●一時的な硝酸塩の停滞・増加

  ろ材、底砂に汚れが溜まっている場合、本品が安定するまでの間に外部に従属栄養の細菌が流出し、汚れを分解する作用が見られ、この時期に還元ろ過との相殺作
 用で一定期間 硝酸塩が下がりにくくなる場合があります。ただ、これらの汚れを取り除く作業で魚の病気を招いてしまう恐れもありますので、慎重に検討願います。

 ●他

  ・レイアウトの景観上、本品を砂に埋める場合は粒系1mm以上の砂のできるだけ浅い場所に埋めてください。(機能的には、本来埋める必要はありません。)
  ・水槽内にヘドロが堆積していたりして、生体以外にも硝酸塩を産生するような状態の場合は、還元ろ過が効きにくい場合があります。
  ・
設置・使用中のBOXの周りにに、白いカビ状のもの、また特に初期は固まり状のフワフワしたものが出ますが、これは繁殖した細菌があふれ出てきた状態、また
   は好気的水域にでてきたために死亡した細菌の膜で、異常ではなく、特に取り除く必要はなく、いこれまで特に実害は発生していません。
   設置後1ヶ月程度しますとあまり発生をしなくなりますが、長期間消えにくい場合は、設置した場所の水流が弱すぎ、または強すぎ、あるいは下記の養生不足が考えられ
   ますため、一旦本品を取り出して海水で軽く洗うことで白い塊を洗い流し、前回とは水流条件の異なる場所に設置してみてください。

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●本品との併用で不具合が起きる製品・システム (不具合が発覚次第、順次掲載を行ってまいります。)

 ●絶対に併用をしてはいけないもの(以下の製品をご使用の場合、本品のご使用は絶対に避けて頂きますよう、くれぐれもよろしくお願い申し上げます。)

 ・デルフィス社様製 人工海水(ライブシーソルト) および バッファー剤のBuffer pH/al)、 (Buffer al

  本品を使用している水槽に本バッファー剤を使用したところ、すぐに水の濁りが発生してその後水を何度交換しても取れず、生体が死亡したという痛ましい
 ご報告を1件(2008年1月29日)うかがっております。また、以前これと同様の症状が発生した事をもう1件(2005年)うかがっております。人工海水のみであれば濁りが生じ
 ない事も多いようですが、いずれにせよ併用は避けていただきますようくれぐれもお願い致します。化学的成分の不具合によるものだと思われます。

 また、万一上記の症状が出た場合は、部分換え水では濁りが消えないため、すべての水を替えてください。活性炭や吸着剤などでは改善不可能です。
 
現在、他の人工海水ではこのような報告は届いておりません。もしこのような現象が報告された場合は掲載いたします。
 使用について問題が無いことが確認されている人工海水:リーフパワーソルト、レッドシーソルト、(ニュー)ソルトアクアーレ、シーライフ、インスタントオーシャンなど 

 ●併用に注意が必要なもの・システム

  ・プロテインスキマー

  本品は、特に使用初期には水中に還元ろ過細菌・デニトロゲン生分解性プラスチックの分解されたものなどが遊離します。この作用により、本品を設置した直後はプロテ
 インスキマーの泡立ちが悪くなってしまう場合があります。生物・物理ろ過器能力がすでに安定しているシステムの場合、通常は日数にともなう本品の熟成とともに正常に
 戻りますが、改善できない場合、使用方法にあります使用前の養生を再度、行っていただけます様お願い致します。
  また、改善できない場合はご使用を中止頂き、保障規定にありますご返品(お客様1名様につき、1個まで)をお申し出下さいますよう、お願い致します。

  ・ベルリンシステム等、ろ過器の無いシステム

  本品はその特性上、亜硝酸や硫化水素などが発生する恐れがあるもののため、これらを除去できる強い物理的・好気的生物ろ過的ろ過のフィルターが無いベルリンシス
 テム等、ナチュラルシステムでの使用は、 原則的に避けていただけますようお願い致します。
  使用の問題が無い例も報告されておりますが、失敗例では長期間水が濁ったままになったり、上記の理由でプロテインスキマーが長期間機能しなくなってしまうことも報
 告されております。
  なお、上記の事を踏まえていただいた上であえてご使用される場合はまず養生を充分に(2週間程度)行い、かつスキマーと水の濁りを確認しながら異常時には本品をす
 ぐ取り出すことを予定した上でご使用されますことをお勧めいたします。  

  ・極端に硝酸塩が少なく、また強力なスキマーを使用している水槽でのカルシウムリアクターBOXの使用

  カルシウムリアクターBOXは硝酸塩を除去するためにデニトロゲンが分解され、その際発生する二酸化炭素が内部のPHを低下させ、カルシウム等のミネラルを溶出する
 ものです。故に硝酸塩の発生が極端に少ない水槽では二酸化炭素が発生せず、結果的に本品の効果が悪くなります。加えてそのような水槽では強力なスキマーが使用さ
 れている場合が多いためカルシウムが除去されてしまい、相乗効果でカルシウムリアクターBOXの効果が悪くなります。

 ●各参考実験写真

  以下は、還元ろ過BOX・カルシウムリアクターBOXを使用した各システムの実験写真です。

  @OF式での、一般的なろ過器を使った方式で、スキマーと還元ろ過BOX、カルシウムリアクターBOX双方1個づつ使用使用した例
  (機関紙BL5号で掲載した実験水槽の一部です) 
 
  (水槽サイズ:60*45*45cm ろ過器:60*30*36cm プロテインスキマー:サクラスキマー 循環ポンプ:マキシジェットMP1200 海水:リーフパワーソルト
   照明:スーパークール115マリンブルー集光型) 
  


赤い矢印の中央のシステムです。
 
赤い矢印が本品です。

  A(ご参考までに)ベルリン式で使用した例-1

   上記@の一番左の写真の右側のシステム(ベルリン式)です。他の水槽で数ヶ月使用し、安定したカルシウムリアクターBOX1個を使用したところ、スキマーや生体
  (ミドリイシ類・ハナサンゴ・フタイロカエルウオ・貝類)、水の透明度に特に問題は見られなかった。
   この後、新品のものを使用したところ、スキマーが全くあわ立たなくなり、1ヶ月以上正常に機能をしなかった。

  B(ご参考までに)ベルリン式で使用した例-2 カルシウムリアクターBOX3個を使用して様子を見た実験(生体なし)  

   (サンプにライブロック約10kgを使用・他水槽の主なステータスは、上記@と同じです。)  

   状態:飼育水が最初の2週間程度、薄っすらと濁り、スキマーの泡立ちが極めて悪く、カルシウムリアクターBOXを再度養生を行ったのち徐々に改善されたが、最終的
   に1ヶ月程度を要した。途中、カルシウムリアクターBOXを実験的にすべて撤去した場合、スキマーの稼働状態があきらかに回復した。
 
     

    

上記@、Aの結果からして、個数や使用状態個数にもよりますがベルリン式での利用は非常に注意を要しますことをご理解願います。 

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●本品使用による、生体死亡の報告

 ここでは、お客様より本品を設置後に「本品を使用したことが原因・あるいは一因で生体が死亡した」というご指摘を受けたものを掲載しております。
 (あくまでお客様からのご意見を一方的に掲載しておりますものです。当方の見解は一切含まれておりません。)

・1件目 2005年11月 (販売個数約200個目(旧活性底面BOXを含め、約800個目))

 飼育器具:60cm規格水槽+海水様上部やや大型フィルター その他:ライブロック (水量の1/3程度) 底砂:アラゴナイト3〜4cm状態:
 水質 亜硝酸:0  硝酸塩:20-25ppm  KH:9-10dkh
 魚ほか:ライムラス、カクレx3、ハギSPx1、ギンガハゼx1、ルリスズメx1 シッタカ× 1無脊椎:タマイタダキ30cm、タマイタダキ7cm、マメスナ(20〜30個)、
 ヤワタコアシ4cm、ナガレハナコロニー  
 死亡状態と経過:カルシウムリアクターBOX1個設置後3日後、約1週間前に収容したライムラス(他店)が姿を消し、ナガレハナの開きが少し悪くなる。
 さらに数日後ハギSPが死亡。 

4件目 2008年2月(販売個数約3400個目(旧活性底面BOXを含め、約4000個目程度))

 飼育器具:120*45*45cm水槽 OF式 活性底面BOX3個使用。使用海水:インスタントオーシャン 飼育生体:大型ヤッコ・他・多数約15匹
 経過:デルフィス社様製のバッファー(Buffer pH/a)を使用されたところ、急速に水の濁りが発生、その後、半量の水替えを2回するも収まらず、全換え水で収まる。
 この間、レンテンヤッコ、バーゲスバタフライ、クイーンエンゼル、などが死亡。
 ※本バッファー剤の使用法は解説書に準拠しており、還元ろ過BOXを使用する以前に同品を使用したが、そのときは異常なかったとの事です。

・上記の他、掲載ご許可を頂いていない死亡報告が2件ございます。

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●保障・ご返品について(2009年8月 追加)

 本品をご購入いただいた上でご返品をご希望される場合、ご購入後1ヶ月以内にお知らせを頂けましたら、お客様お一人に対して還元ろ過BOX、またはカルシウムリアク
ターBOXのいずれかを1個のみご返品を対応させて頂きます。(恐れ入りますが多数をご使用になる場合、ご返品を考慮されます場合は必ず1個からお試しくださいませ。)

 ご返品の前には必ず当方(海水館)までご連絡を頂き、ご購入店とご購入日をお知らせいただき、照合ができました後ご返品とさせて頂きます。
 
(※2009年1月以降にご購入された場合、もしくはご購入後1ヶ月以上を過ぎたお客様で、ご返品をご希望の方が居られましたらお知らせください。状況に応じて個々に対応を
させて頂きます。)
(なお、現在本品付属の説明書にはご返品保障につきましては、生産時期のずれのため記述ができて居ない場合があります。)

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●ご使用方法(養生・設置方法)

本品は、水槽内に設置する前に、養生という作業を行い、後水槽・ろ過器・サンプなど設置します。

1.養生

 養生の目的は、本品内部のデニトロゲン、そしてその外側のスポンジろ材に還元ろ過細菌を繁殖させることで、単に細菌数を増殖させるだけでなく、細菌の粘膜層を造成す
ることで本品の外部に細菌や、
微粉末として付着しているデニトロゲンがが出てしまうことを避けるという目的があります。これを怠りますと、、好気条件下ではBOX内部に粘膜
を作るのが遅く、活性底面BOXの効果が安定しないだけでなく、細菌や微粒子状態のデニトロゲンが水中に出て行くことで急激な還元が起こって大変危険であり、また水が濁
りなかなか水の濁りが取れないことも多く、必ずこの作業を行っていただきますよう、お願いいたします。(追記・修整)

 還元ろ過
BOXCaリアクターBOXの養生も同じ容器、複数で行って問題ありません。個数が多いと、日数の増加と共に硫化水素の匂いがする場合がありますのでご注意下
さい。
 
2015年5月17日追記:養生用の飼育水に硝酸塩が少ないと、細菌の繁殖が悪いのではないかと言うご懸念がありました。これは確かにその通りですが、還元ろ過細菌は
多くは従属栄養細菌で、硝酸塩がすくなくてもデニトロゲンの栄養で多くが繁殖し、また飼育する水槽にそもそも硝酸塩が少なければ、結果的にその硝酸塩の濃度に沿って適
当な増殖・状態となりますので、あまり気にする必要がないと考えております。

養生の手順 


※養生は室温・または気温が20〜30℃の場所、または水温が同様になるよう、保温をした上で行ってください。
養生は冬場などとくに気温の低いときなどは細菌の増殖が遅く、時間がかかります。このようなときは以下の方法の他に、本体と飼育水をビニール
袋に入れて輪ゴムなどで縛り、水槽にうかべておく方法でも可能です。

@(本体に縛ってあるヒモ・またはゴムはほどかずにそのまま使用します。)
 5〜10L程度のポリ・プラバケツなどの容器に飼育水槽の海水を取り、BOXが完全に浸るくらいの深さまで入れます。
 養生のための飼育水は、硝酸塩が多くても問題ありません。むしろ、好ましいです。

A中に活性底面BOXを入れます。BOXが内部の空気で浮きますので、上部のウレタン部分を軽く押し空気を出来るだけ押し出します。
Bそれでもまだ浮きますので、上にレイアウト用岩、あるいは水を入れたペットボトルなど水に溶け出さない性質の重石を載せておきます。この状
態で、約3日間置きます。
(お時間に余裕のある場合、さらに長く養生するとより好ましいです。水が少し白く濁ってくる場合や、ヌメリを帯びる場合
もあります。)
※止水・貧酸素状態を作るのが目的ですのでこの時点ではエアーレーションはしないで下さい。

※このとき、養生した水には亜硝酸が発生していますが、これは飼育水の硝酸塩を還元した副作用であり、異常ではありません。もし気になる
方は、養生終了後にBOXを入れたままエアーレーションしていただければ、数日後に硝酸塩、亜硝酸塩ともほぼ0ppmになる状態を観察でき
ます。
※2014年9月12日追記 エアーレーションしない方がむしろ早くに消える場合もあるようです。
※2015年5月18日追記 また、養生水に亜硝酸・硝酸塩が測定されるからといって、養生を続ける必要はありません。
この反応完了時間はその時の水温・および元々の硝酸塩濃度・養生の度合いによって大きく左右され、これまでエアーレーションを行って
から1週間程度、亜硝酸が出つづけた例も報告されています。

 なお、一般に硝酸塩テスターは、亜硝酸が僅かでもあると測定値が大きく狂い、大きな値が出ますのでこの間の測定は不可能です。
これで、BOXの養生は完了です。

※養生水の硝酸塩・亜硝酸塩反応が長期間消えない現象について

 硝酸塩濃度が高い水で養生をおこなった場合、この現象が見られる場合があります。原因は以下の3つが考えられます。

@市販の硝酸塩テスターの多くが、硝酸塩を亜硝酸に還元して測定しているものです。それらは亜硝酸が少しでもあると大きな硝酸塩の反応が出
てしまいますため、誤反応を起こしている場合があります。

A単純に、多量の硝酸塩の還元に時間がかかっており、その間、途中産生物の亜硝酸が多量発生している場合があります。

Bあくまで推測ですが、養生の際に硝酸塩が多い水を用いますと、還元ろ過だけでは分解されない亜硝酸、あるいは硝酸、亜硝酸テスターが反応
するなんらかの窒素化合物(亜酸化窒素等)の物質が出、これがいつまでも消えていない可能性が考えられます。
 あるいは
多すぎる亜硝酸が、養生水内での還元ろ過を阻害しているのかもしれません。
 この場合、一度、養生の水を普通の飼育水に一旦替えて、亜硝酸が無い状態にし、改めて硝酸塩の値を見ていただければ、
正常に還元される様子が見られる場合が多いです。
(好気ろ過システムのある水槽ではこの状態が見られないため、除去ができるようです。)


2.設置・使用開始

@飼育水槽またはろ過層の水中で強い水流が直接当たらない場所に付属の吸盤を用いて設置してください。
  全くの止水より、やや流れのあるところへの設置が好ましいです。ろ過層でも飼育水槽でも、水流条件が同じであれば効果はかわりません。
 
スポンジ面を上に向けてセット願います。横に倒しての使用では効果がやや低下し、硫化水素の発生が増えます。(※記述訂正いたしました。) 

 適当な設置場所例:(すべて水中です)

   ・飼育水槽内の隅や、岩陰
   ・ろ過層のろ材の入っていない個所 

   
(使用・設置例 赤い矢印の部分です)

 A設置後約10時間後くらいに亜硝酸の濃度を測定し、水中に亜硝酸が無いことをご確認願います。
 設置後数時間から反応は起こり始め、徐々に安定し、水質テスターなどの測定で効果が確認できますのは、1〜2週間後以降になります。
 (安定するほど、BOXの内壁が茶色、さらに黒くなっていきます。)

●他・セッティングについてのポイントなど

 ・オーバ−フロー式濾過層内などへの設置について

  本品をオーバーフロー式(以下OF式)濾過層へ設置する場合、ろ材の中に埋めるようにセットしますとBOX内に強制的に流れが生じてしまうことが多く、うまく稼働しない
 例が多数上がっております。そのため、同じ高さにろ材がなく、解放された水域へ設置していただけますよう、お願い致します。
 下記の図は、ろ過層へ設置する際の目安の図です。赤い×印のような場所への設置は避けて下さいますよう、お願い致します。

 ・密閉式フィルターの中でのご使用について

  密閉式フィルターの中に本品を入れて使用したいというご希望が多く、この場合は注意が必要で本品以外に十分に水の通り道を残してセットすることが重要です。本品の
 隙間にろ材を埋めるようにセットしてしまいますと、活性底面BOXの内部に水が強制通水してしまい、BOX内部が嫌気状態にならずに効果が出せないことがございます。そ
 のため、この場合は密閉式フィルターの内部の本品と同じ高さの部分にろ材を入れないようにセットされることをお勧めいたします。
 ※密閉式フィルターに入れて使用すると効果が劇的に出るという報告を複数頂いております。

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●効果がでにくい場合の対処・再確認(2010/8/12)

上記の使用方法を完全にとって頂いている場合、効果はほとんどの場合現れますが、うまく効果が出ない場合、以下の点を再確認願います。

@ご使用前に水替えで硝酸塩を30ppm以下に低下させて頂けましたでしょうか。

 この作業をされずに活性底面BOXを使用されている方が大変多く、100ppm程度の量から2週間でも下がらないと相談される方が非常に多くあります。100ppm程度もある硝
酸塩を低下させるにはかなり時間がかかります上、市販の硝酸塩テスターは50〜100ppmの差異はわかりにくいものが多く、予定通り2週間程度では見た目上の低下が見
られない場合が多いです。

AカルシウムリアクターBOXは、還元ろ過BOXの還元容量は1/2、瞬間還元能力が1/3程度ですのでご考慮願います。

 カルシウムリアクターBOXのみで還元ろ過も行いたい場合、還元ろ過BOXより幾分還元ろ過能力は低いため、特に上記@のような状態の場合はさらに時間が必要となりま
す。予め、ご理解をいただけます様、お願いいたします。

B効果が出にくい場合は、水流のある場所に移してみてください。

 活性底面BOXは安定するほど内部の細菌粘膜が分厚くなり、潜在的な能力が安定・増強されるとともに物理的な通水がさらに悪くなります。
そのため、設置初期時は水流の少ない場所が好ましいですが、安定後はかなり水流のある場所に設置しても効果が発揮されますのでそのような場所への移設をご検討ね
がいます。 実際、密閉式フィルターに入れて使用する方法では劇的な効果が見られるのもそのためであると思われます。

Cメンテナンス時、見た目のメディアの減り具合と実際が違う場合があります。

 しばしば、メンテナンスのデニトロゲン、メディアの補充時に、ぜんぜん減っていなかったというお話を伺います。これもメンテナンスの項目に記述しておりますが、実際には、
細菌のカスや汚れが内部にたまり、中が見た目よりだいぶすいている場合がありますので、捨てる飼育水でよくすすいで再セットしていただけましたらやはりメディアが幾分
減っていることが分かる場合があります。どうかご注意のほど宜しくお願いいたします。

D底砂やろ材、ウールマット等に有機物が溜まりすぎている場合があります。(2011/5/1追記)

 硝酸塩は飼育してる生体からだけでなく、底砂やろ過層に長い年月をかけて溜まった有機物が順次分解されて溶出している状態になっている水槽があります。
 飼育している生体が少ないはずの無脊椎動物中心の水槽で、硝酸塩を含んでいない水道水で大幅な水替えを行っても数日で50〜100ppmもの硝酸塩が出てしまう水槽の
多くはこの状態です。
汚れの溜まったろ過層や、何度も生体(特にサンゴやイソギンチャク類が溶解して)が死亡している水槽に厚く敷いている底砂には、この有機物が多量に含有している場合が
あります。これは、生物が直接発生させるアンモニアからの硝酸塩よりはるかに多い量を発生させている場合もあるため、活性底面BOXの数を増やすか、底砂を一度大掃除
する必要があります。
あるいは、汚れた物理ろ材(ウールマット等)を長い間使用している水槽の場合は、ウールを交換すると改善されることがあります。
この場合、一気に掃除すると生体が病気になってしまうことがあるため、数日に分け、チリを巻き上げないように砂利クリーナーなどで部分的に少しづつ掃除されることをお勧
めします。ただ、そのままでも生体の死亡がその後無く、還元ろ過を使用し続け、長期間経過すると徐々にですが低下はしてきます。

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●メンテナンス・部品交換    >各交換部品はこちらで販売しております<  >補充メディアはこちらで販売しております<

 ※メンテナンス時のご注意

 本品内部にはろ過細菌を初め大量の細菌が発生していますので、ビニール手袋などを使用して作業を行い、作業後は十分に手を洗浄してください。また、本品内部に悪臭・
有害な硫化水素が多量にたまっています。作業は必ず風通しの良い屋外などで、周辺に老人・心臓疾患の方、また体調不良の方などを遠ざけて行い、硫化水素を吸い込ま
ないようにご注意ください。) 

 ●本体の洗浄

  本体は時間の経過とともに、細菌のコロニーやコケ、石灰藻で覆われて通水が悪くなってきますと、効果がでにくくなってしまうことがあります。そのため、半年に一回程度
 、本品を取り出して外側のケース、ウレタンの露出部分などををタワシなどでごく軽く磨いて掃除し、海水で汚れを洗いして頂けましたら、効率が回復いたします。
 上記の還元素材の補充の際に合わせて行って頂けますと良いと思います。    

メディアの補充 

 次の方法で、魚水槽で約半年に1回、サンゴ水槽で約1年に1回、内部メディアの補充を行ってください。
 補充する間隔は目安です。メディアの量が減るほど効果も低下します。
 補充の際、残っているメディアも無くなるまで使用可能です。サンゴ水槽など汚れの少ない水槽ではあまり減らない場合もあります。
 還元ろ過BOX,カルシウムリアクターBOXとも、濾過器の構造は同じですので、中身を詰め替えることでそれぞれ違う使用法に変更可能です。

 2014年4月

水槽から取り出し、ヒモを解いて上部のウレタンを取ります。

※2014年4月以降販売の、上部白ワクがケーブルタイで固定されたもの(ビニールヒモが無いもの)はそのままウレタンを引っ
張り出してください。また、miniタイプは着脱可能なフタを取ってください。

リーフパワーデニトロゲン、カルシウムリアクターBOX補充メディアを減っている分だけ補充してください。
このとき、見た目にあまり減っていなくても空洞状になっている場合などもありますので、メディアをよく押し込んでつめておくと
尚効果的です。
なお、スポンジが劣化して穴があいてしまったものは交換が必要です。
補充が終わったら、元通り、スポンジのフタをとりつけ、白い枠を市販のビニールヒモなどで縛りつけてください。
※2014年4月以降販売の、上部白ワクがケーブルタイで固定されたもの(ビニールヒモが無いもの)はそのままウレタンを
戻してセットしてください。

左の写真のように、補充後は安全のため、2日間の養生を行ってから水槽に設置、ご使用をお願いいたします。

(以上で完了です)

スポンジ、吸盤の交換  

  活性底面BOXをご使用後、スポンジ、吸盤が劣化した場合(通常1〜2年後)、また生体やその他の原因によって破損した場合に各交換用パーツでの交換が必要になり
 ます。 

  スポンジ交換方法:

  交換法:(交換スポンジは交換用スポンジが2個一組になっており、薄い方が内部用、分厚い方がフタ用になっております。)
 @活性底面BOXを取り出し、ヒモを切って開封し、内部のメディア、古いスポンジをすべて別容器などに出します。
 A新しいスポンジをセットします。まず内部用をセットしますが、その際、下の図のように継ぎ目の部分がなるようにセットいただき、継ぎ目部分に隙間が出来ないように
   ご注意願います。

 Bその後、再びメディアを詰め(また補充し)、フタ用の新しいスポンジをセットし、プラスチックの白い抑えパーツ等を元通りセットし、水に溶けないビニール紐等で本体を縛
  ります。
 C使用前に活性底面BOXの初期セット時の“細菌の養生”を3日間行います。
 D水槽にセットして、使用を開始します。

※スポンジにつきましてのお知らせとお詫び-
 

現在製品の活性底面BOXは上記のスポンジの継ぎ目に隙間ができることを未然に防ぐため、スポンジ部分の継ぎ目部分を念のため熱溶着し
ております。(右の写真の赤い線の部分です)しかし、交換用ウレタンは製造上、溶着した状態でお届けすることが出来ないため、そのままセ
ット・ご使用頂くものとしております。
 無論、この状態でも充分に使用可能です(発売当初の活性底面BOXは溶着をしておりませんでした。)が、一般的なシアノアクリレート系
の瞬間接着剤で継ぎ目部分を軽く接着するなどの処置を取っていただければ、溶着と同様の状態に出来ます。
 接着の有無に関わらず、継ぎ目や本体ケースとの間に大きな隙間が出来、水が多く通水してしまった場合、養生を行っても飼育が薄濁り
をしてしまったり、うまく還元が出来ない可能性があります。この場合はスポンジをセットしなおしていただきますようお願い致します。(通常
、見た目で明らかな隙間ができていない場合はまずこのようなこと にはならず、経年変化でスポンジがかなり瘠せてしまっても機能している
状態を確認致しております。) 

>各交換部品はこちらで販売しております<  >補充メディアはこちらで販売しております<

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●製品の仕様

商品名 還元ろ過BOX および同miniタイプ
(旧・別名 活性底面BOX 還元ろ過タイプ)
 カルシウムリアクターBOX および同miniタイプ 
(旧・別名 活性底面BOX カルシウムリアクタータイプ)
効果

<淡水・海水両用>

水中の硝酸塩(NO3)の除去専用

<海水専用>

 海水水槽において、濾過器内部で還元濾過の際に発生する二酸化炭
素を利用し、BOX内部のpHを下げてサンゴ砂を溶解し、
カルシウムイオ
ン・炭酸水素イオン・マグネシウムイオンその他などを溶出します。

特にハードコーラルを飼育する場合に有効です。

使用量の目安 (還元ろ過BOX 通常サイズタイプ)
・水量:飼育水量50〜100Lのにつき1個。miniタイプは20Lにつき1個
・魚の数:上記水量において、全長5〜6cmの魚5〜6匹につき、本品
 1個で硝酸塩の値が20〜30ppm程度。
他、魚・給餌が極端に少ない水槽の場合、5ppm以内程度まで減少。
(還元ろ過BOXmini)
・20Lにつき1個程度
(カルシウムリアクターBOX通常サイズ)
・水量50〜200Lにつき1個程度
・骨格10cm前後のハードコーラル10個前後までの水槽
(カルシウムリアクターBOXmini)
・20Lにつき1個程度
価格

通常サイズ:\2400 mini¥1,300 

通常サイズ:\2400 mini¥1,300 

外寸法

●通常サイズ幅・奥行き:約8cm 高さ:約11cm ●mini:幅・高さ:約8.5cm 奥行き:約4.6cm  ※いずれも吸盤含めず

備考 用量の目安は、大雑把ですので魚が多く、与える餌の多い水槽は硝酸塩
テスターで効果を確認しつつ、使用量の検討をおねがいします。
本品は還元BOXの3分の1程度の硝酸塩除去能力を持ちます。
魚の少ないサンゴ水槽などでは、本品だけで十分な硝酸塩除去を行え
る場合があります。
(還元素材は左記還元BOXの半量を使用していますが、カルシウムな
どイオンが還元ろ過の活動を阻害する事を考慮しています。)
また、アラ
ゴナイト砂をご利用の水槽の場合、カルシウム値が370ppm程度以上
から上がりにくくなるという現象が多数報告されています。
あらかじめご留意いただけますよう、お願いいたします。

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●他・よくある質問など (これまであったご質問を、順次アップしております。)

<本品の使い方について>

Q.水換え等の際、水が減って還元ろ過BOXが空気中に露出してしまうのですが、大丈夫でしょうか。

A.還元ろ過BOXは、原則的には常に水没状態での使用が必要です。
まず、還元ろ過BOX内部の硫化水素を含んだ水が強制的に外部に出てしまうことにもなりますため、水量的に生物が死亡することなどはまずございませんが、あまりよくあり
ません。また、水から出た時間によりますが、内部の細菌が一時的にダメージをうけるために回復に少し日数が必要になります。このこと自体はあまり大きな問題にはなりま
せんが、細菌の膜が破損することで、その後の使用で水がにごってしまうことがあり、この場合は再度の養生が必要になります。

上記から、原則的には水没状態で使うことが好ましいですが、例えば、露出してしまう槽の水をその際は全部替えるなどして、硫化水素を多く含んだ水を取り除く前提でした
ら、一応問題は少ないと思われます。

Q.還元ろ過BOXを使用して、硝酸塩が上がらなければ水換えは不要でしょうか?

A.場合によって違います。魚のみの飼育の場合はpHが低下してきた場合にKH上昇剤を使用してpHを安定させれるだけで、さしあたり維持、飼育は可能です。
サンゴやイソギンチャクを飼育している場合は、消耗する海水成分を添加剤(補給剤)・カルシウムリアクターBOX等で補う必要があります。
実際に1年以上全く変えずに添加剤、補給剤で成分を補給して飼育を行った記録があり、また使用する補給剤にもよりますが、一応、
いずれの場合もイオンバランスを修正するために3ヶ月に1回、半分程度は交換した方が好ましいでしょう。 

Q.還元ろ過BOXを長期間使用しても、デニトロゲンがほとんど減らないのですが、これは異常でしょうか?使用済みのデニトロゲンは捨てるべきでしょうか?

A.デニトロゲンは消費されて減っていくものですが、これはその水槽で発生する硝酸塩の量に比例して減少速度がかわります。特に魚が少なく、エサを与えることが少ない
サンゴ水槽、 さらにスキマーのついている水槽などではご指摘の用に ほとんど減らない場合が多く、理論的にもそうなります。
硝酸塩の発生量は与えるエサの量に比例し、 飼育生物・飼育環境によっても違っています。長期間使用しましたデニトロゲンは捨てる必要は全くなく、消費されて消えます
まで働きますので そのままご使用をお願いします。
 ただ、硝酸塩や魚の数が多いのにデニトロゲンの減りが遅い場合は、設置方法の問題等で効率が低下している恐れがありますので、今一度確認をお願いします。

Q.活魚用の低水温(18℃程度)でも効果はありますでしょうか?

A.はい、かなり低下いたしますが効果はございます。(デニトロゲンの減りは遅くなります。)

Q.活性底面BOXの中身(デニトロゲン、カルシウムリアクターBOX用メディア)だけを取り出して、フィルターの中に入れて使いたいのですが、可能でしょうか?

A.いいえ、不可能です。活性底面BOXのスポンジやケースは、内部を嫌気的に するために必要なものであり、また内部で大量に繁殖する細菌を外部に出にくくしているもの
でもありますので、それを外してしまうと効果が出ない上、
水中に余分な細菌の繁殖を招いてしまいます。
※もし例外的に、中身だけを使用したい場合は一般の還元素材と同様にネットなどに入れて底砂の中

<他の器具や用品との併用について>

Q.活性底面BOXを使用すれば、(これまで使っていた)プロテインスキマーは不要になりますか?

A.場合によって違います。双方、水質の改善に効果がありますが原理と除去するものが異なり、活性底面BOXはすでに発生した水中の硝酸塩のみを減らすものですが、プ
ロテインスキマーはタンパク質の段階で除去するものであり、他、リン酸や珪酸など他の栄養塩の除去効果もあります。
ミドリイシなどリン酸塩が問題になる一部の生物を除き、硝酸塩の減少だけを目的とする場合は活性底面BOXを使用すれば結果的にスキマーが不要になる場合もあります。
これは、それまでスキマーが除去していたものを一度水中で分解させ硝酸塩となった後、還元ろ過作用で水中外へ排出されるという方法になります。 
結果的に、サンゴを中心とした、魚が少ない水槽でミドリイシなどSPSを飼育していない場合ではスキマーの変わりに活性底面BOXを使用しても事足りるということになる場
合が多いです。

Q.オゾナイザー・殺菌灯の影響はありますか?

A.特に問題ありません。ただ、オゾナイザーの場合、オゾンを含むエアーが直接当たらないようにお願いします。細菌の死亡やBOXが劣化したりすることが考えられます。

Q.治療薬との併用は可能でしょうか?

A.さしあたり可能です。ただし、硫酸銅や日動グリーン・F・ゴールド初めて治療薬等を使用した場合、細菌の死亡によって水がやや濁る場合があります。2回目以降の投薬
 は、耐性のある細菌だけが繁殖するためあまり濁らなくなる場合が多いですが、硫酸銅は、殺菌性が高いため多少濁る場合が多いです。

<その他>

Q.硫化水素は、硝酸塩濃度が高い場合の方が発生しやすいのでしょうか? また硫化水素の硫黄成分はデニトロゲンに含まれているのでしょうか? 

A.硫化水素は確かに結果的に硝酸塩が多いときの方が多少、発生しやすくなる可能性があります。
硝酸塩が多いと、デニトロゲンが分解される量が増えますので、二酸化炭素が多くなり、内部のPHがより低下して、嫌気性が増し、結果、硫化水素の発生もやや多くなるこ
とが予想されます。
 ただ、最終的には硝酸塩がなくても嫌気的になっているだけで実際には硫化水素が発生しております。

・デニトロゲンには、硫黄原子、硫黄の化合物は基本的に入っておりません。これは生分解ポリマーで、C,H,Oのみの元素で構成されています。
あとは若干の不純物です。

Q.還元ろ過BOXは、ライブロックと同じようなものですか?

A.還元ろ過BOXとライブロックは作用が同じ部分はありますが、必ずしも同じ目的のものではありません。通常、ライブロックは水槽のレイアウト用、細菌の種を導入するもと
 、ライブロック自体を観賞用としてして使用します。硝酸塩を解消するという意味では同じ作用がありますが、還元ろ過BOX
それ専用の器具であり、同じ大きさのライブロック
  よりはるかに強い還元力(およびそれに伴う危険性)も持っています。

Q.一旦使用したものを、長期保存したいときはどうすればいいでしょうか?

A.BOXを淡水の流水でよくすすぎ、屋外で乾燥させ、それをビニール袋に入れて保管されると良いと思います。

Q.なぜこれほどまで、製品の欠点や危険性を掲載するのでしょうか?

A.本品は、脱窒素細菌を利用した還元ろ過作用を利用したもので危険性は確かにありますので、あらかじめそれをお伝えするのは当然のことと考えております。
 また、当方の製品はご使用・または自作された方がそれによってよりよい飼育をしていただけることが第一目的であり、それらの利用によって生体に被害が出るようなこと
は、本末転倒となります。そのため、製品の危険性を充分にお伝えすることは何より重要なため、このように考えられる限りのデメリットを今後も掲載していきます予定です。
 無論、商品自体の改善や改善法も努力してまいりたいと考えております。

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●効果・安全性確認試験など 

還元ろ過BOX miniの硝酸塩減少、新デニトロゲンおよび新デニトロゲン改良版 比較実験(2017年6月26日) 

■実験目的:

 還元ろ過BOXminiにおいて、新デニトロゲン、および新デニトロゲン改良版の硝酸塩除去能力、および亜硝酸発生の様子を確認する。

■実験器具・設定等:

各試験区の水量:10L(60*36*36cm水槽を2つの実験区に区切って使用)
水温:24-26℃前後 各試験区に、テトラ安全ヒーター50Wを使用して水温維持。
試験試薬:セラテスト(亜硝酸、硝酸塩) 
ろ過方式など:小型エアーポンプとエアーストーンを用いたエアーレーションのみ。
ろ材(底砂):各実験区に、すでにろ過細菌が繁殖している10番サンゴ砂を2kgづつ敷き、一ヶ月以上経過させた状
態。
照明:なし(間接光のみ)

 ※実験水槽の構造について:

 実験用水槽には中央に隔壁があり、左右それぞれの部屋が試験区(実験区または対称区)となる。隔壁には精密に開閉可能な弁(フタ)があり、実験準備期間中等、左右
の水質の条件をあわせる実験初期などは弁を空けておき、左右をそれぞれの実験区として個別の水質として観察を行う場合は、これを閉めて測定を行う。

■試験方法概要:

 新デニトロゲン、および改良版を用いて作成した還元ろ過BOXminiを養生を行った後、あらかじめろ過細菌が繁殖した上記の試験水槽に設置し、それぞれの実験区に硝酸
カリウム0.5gを投入して硝酸塩を水中に発生させ、その後の硝酸塩、亜硝酸の濃度を経時的に測定した。

■測定結果:(測定値)

■測定結果:(試薬写真)

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カルシウムリアクターBOXmini(以下、CaBOXmini)の各実験(2017年4月2日)

1.水質測定試験

■実験方法

 実験方法:25Lの実験用海水水槽に、CaBOXmini1個を養生後設置し、これに硝酸塩の源として硝酸カリウムを各水槽に1.5gを投入し、その後の各水質を各項目
で随時、測定した。

■実験器具

・実験水槽、フィルター、底砂、ヒーターなどは、上記”還元ろ過BOX性能実験”と同様(同じ水槽で実験)。上記の画像の右側の水槽を使用。
 (※左側は開発途中の還元ろ過BOXminiの試験中。)
・水質試験テスター:硝酸塩:1/2〜1/22まではテトラ5in1マリン、1/24以降はセラNO3テストを使用。 
・水温:25℃ ・照明:なし 

 

2.安全性確認試験

■試験方法概要・目的

 約25Lの海水の飼育水槽に、CaBOXmini1個を養生後設置し、各生物に異常などが無いか確認した。
 通常は酸欠・硫化水素を発散させる等、安全性のため確実なエアーレーションを行って使用するが、本試験では安全性確認のためあえて底面フィルターと接続している
パワーヘッドの水流のみで飼育試験を行い、状態を確認した。 

■試験結果 

 各生体、試験期間中に特に異常なし(死亡なし)

■使用器具

・実験水槽:約40*27*30cm水槽
・ろ過方式:底面フィルター:ニッソー製底面フィルター使用 毎分約7.6の水中ポンプ(RIO180)使用
・ろ材:10番(5〜10mm)のサンゴ砂使用を水槽に約5kg使用
 (予め数ヶ月前から海水でろ材として用い、硝化細菌を繁殖済。)
・使用海水:人工海水 リーフパワーソルトN.R.V.
・CaBOXminiは、前述の水質測定試験で使用したものを水槽に移設した。
・照明:20Wスポット型LED電球
・水質試験テスター:セラ製 
・水温:25℃ 
・比重:1.023(テトラハイドロメーター)
・飼育・試験期間など
 この水槽は2017年1月に各試験のために立ち上げた水槽で、
 本試験のCaBOXminiの設置・試験期間は同年3/22〜4/2 (ただし、以降も観察中)。
・飼育生体:デバスズメ、スターポリプ多量(水槽底にまばら一面)、ウミアザミの一種、
        サンゴモエビ・ヤドカリ数匹、貝類。
・給餌:1日1回、エブリディFF、フレームVをごく少量。
・生体の状態:異常なし

・水質測定結果(セラテスト)
(2017年)
 4/2: NO2:0ppm NO3:約5ppm KH:6 カルシウム:380ppm
 5/1:NO2:0ppm NO3:約5ppm KH:7 カルシウム:460ppm

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1.還元ろ過BOX性能実験(2014/2/25追記)

■実験方法

 予め50ppm程度の硝酸塩を含む25Lの海水に鑑賞魚用の止水型還元ろ過器(商品名:還元ろ過BOX)を用い、硝酸塩の減少状態、亜硝酸の発生等を観察し、またこれ
 を用いない対称区との比較を行った。また、水温は約25℃、20℃、15℃をそれぞれ試験した。

■実験器具
 

・実験水槽:290×300×360mm水槽×2個 各水槽水量:約25L 
 (600×300×360(H)mmの水槽の真中に間仕切りを接着し、スペースを完全に分離したも
  のをそれぞれ実験区・対称区として使用。)
・ろ過方式:底面フィルター:ニッソー製底面フィルター使用 毎分約7.6の水中ポンプ使用
 1.5Wの小型エアーポンプ1台で、実験区・対称区の双方に弱いエアーレーションを行った。
・ろ材:10番(5〜10mm)のサンゴ砂使用を各水槽に3kg使用
 (予め数ヶ月前から海水でろ材として用い、硝化細菌を繁殖させ済み。)
・海水について: 予め、魚類の飼育水槽で約50ppmの硝酸塩を含む海水 比重約1.021
・還元ろ過BOXは、他の水槽で5ヶ月使用したものを、スポンジを交換・デニトロゲンを補充して3日間の養
生を行ってからの使用とした。
 (テトラハイドロメーター比重計)。
・水質試験テスター:硝酸塩(セラ製) 
・水温:25℃

■水質試験結果 (※NO2も測定したが、つねに0ppmであったため掲載を割愛した。)

※本来、セラテスターは下の写真のように試験管の上
から見て、比色紙で確認しますが、撮影上色が変色
するため、左のように側面からの撮影としました。

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●使用例
 

@魚水槽 当店実験水槽

水槽:60*45*45cm ガラス水槽
ろ過方式:上部フィルター(ウールのみ) 
底砂(ろ材)に粒径1〜2mmのサンゴ砂と、ウレタンマット1cm厚をうめて使用(これらを生物ろ過用とする)
水流・ろ過促進用に毎分約6L程度のパワーヘッドを水槽奥の上に設置
還元BOX1個水槽の奥に設置
使用添加剤:リーフプラス、KH+
生体:カクレクマノミ、ハマクマノミ(養殖) 各2〜3cm あわせて80匹  チンアナゴ1匹
給餌:1日に約5回 合計1g前後
水質:亜硝酸約0ppm 
硝酸塩 約10ppm
水換え:なし
備考:水槽立ち上げは昨年、飼育開始は2005年9月10日です。
カクレクマノミは特に皮膚病に罹りやすいため、還元素材を使用した場合に考えられる水中の細菌の増加
の影響を観察するために好ましいと判断し採用しました。飼育開始〜3ヶ月間、病気、死亡は見られませんでした。

Aサンゴ水槽 当店実験水槽

水槽:60*45*45 アクリル水槽
ライト:蛍光灯20W4灯式(カリビアンブルー*2、興和17000K*1、ニッソーPG-B*1)
ろ過方式:パワーヘッド+内部式ウエットフィルターの直結内部式ろ過器のろ材には小豆大サンゴ砂と、
ウレタンマット3cm厚をうめて使用)
カルシウムリアクターBOX(旧タイプ)1個水槽の右奥に設置
パワーヘッド流量:毎分約8L
使用添加剤:ミネリッチアクアーレを週に1回30ml、リーフプラス、リーフストロンチウム規定量、KH+
水温:27〜29℃(夏の数日のみ) コトブキスポットファンのみで冷却
生体:
サンゴ:バブルコーラル3、コエダナガレハナサンゴコロニータイプ2、コエダナガレハナサンゴブランチ
タイプ2、アザミハナガタサンゴ2、オオバナサンゴ4個、カクオオトゲキクメイシ2、ハナガサ、スターポ
リプ2、ナガレハナ、ハナズタ、ウミキノコ、魚、その他:ウメイロモドキ、デバスズメ、ケヤリムシ、イソ
ギンチャクモエビ、オシャレカクレエビ、ミカヅキコモンエビ、ソリハシコモンエビ、サンゴモエビ2
水質:アンモニア、亜硝酸、
硝酸塩ともに試薬上では0ppm
水換え:なし
燐酸塩:1ppmカルシウムイオン濃度 450mg/ml KH値:12
備考:これまでの状態など
水槽設置は2005年3月〜9月で6ヶ月になります。これまで水替えは一切せず、添加剤と水道水の差
し水のみで維持を続けてきました。水槽内にあるサンゴのうち、ほぼ大半の固体は設置直後〜5月までに収容した
のものです。これまでの間で死亡した生体は、設置直後の3月にハナガサ、5月にコエダナガレハナコロニー3個で
す。原因はストロンチウムの欠乏と判明し、そののち添加を増やしたところ、その後は生体の死亡は見られず、順調
に成長を続けています。(右下のコエダナガレハナコロニー、左上のバブルコーラルは、それぞれ雑誌BLのサンゴ飼
育ガイドで解説の部分に使用した固体です。)
 

活性底面BOXの原理の本となった活性底面法の概要 (開発時の様子などは機関誌BLの2、3、6号店長の後悔日誌スーパーに掲載しております。)


(サンゴ用セッティング・・最深部がカルシウムリアクター層になります。例)
底砂に細菌を刷り込んだスポンジマット、還元剤を各飼育生物の目的にあった方法でセットし、水
槽内に水流を使って好気的・嫌気的なろ過、およびカルシウムリアクターなどの反応を起こさせる
方式です。設備が安価、サンゴ中心の水槽の場合、硝酸塩を5ppm以内に抑える事が出来、当
店の開店前〜開店2年程度をこの方法で運営しました。
・サンゴ用のセットを行った場合、カルシウムが積極的に溶出し通常380ppm〜480ppm程度の
値を維持しつつけます。


当方での使用例など

-過去、2003年頃の当店ナガレハナサンゴ水槽-(設置後約8ヶ月)

水槽サイズ:60×30×36cm ライト:オリジナル3灯式 
ランプ:カリビアンブルー20W×3 使用ポンプ:コトブキワンタッチフィルター
硝酸塩:0-1ppm カルシウム濃度:450ppmKH:7-8(KHのみ僅かに調整) エサ:なし
添加剤:ライブシーCOM−1、ミネリッチアクアーレ少量 水替え:生体が売れた分の足し
海水のみ収容生物:ナガレハナ・コエダナガレハナサンゴなど大小約10〜20個・サンゴモエビ1

オオバナサンゴの様子


約2ヵ月後
(ほぼ実寸比 給餌等はなしです。)

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